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Master and Servant 34

2011/06/25 (土)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

結局、一度も会う事無く翌日にはお客は帰っていった。
それから数日、その日もキョーコは1人屋敷に取り残されていた。

「はぁ・・・・・。」

箒片手に庭の掃除をしながら、何度目かの溜め息を付く。
あの日以来、キョーコは蓮にどうして同行させてくれないのかと聞く事をやめた。
理由がキョーコの想像通りだとしたら、強引に連れて行けとは言いづらい。
あっさり引き下がった日、蓮は少し拍子抜けしたような顔をしていた事を思い出す。

「はぁ・・・・・・。」

何をしていても、ふと気が付けば蓮とお客の事を考えてる。
そんな自分に苦笑して、キョーコは近くのベンチに腰を下ろした。

「あんな絵になるカップルってそういないわよね・・・。」

ぼんやりとお客が泊まっていた部屋の窓を見上げながらそう呟く。

「そう言えば・・・・・・・。」

以前何処かのパーティーに出かけた時、隙を突いて蓮に腕を絡めていたお嬢様が居た。
だが、その時はこんなにも胸を締め付けられるような気持ちにはならなかった。
それほどまでに、お似合いの2人を見たことがショックだったのかと、キョーコは一層大きな溜め息を付く。

「はぁ~・・・・やっぱり私・・・・・・・・・。」

言葉にはしなかったが、頭の中に浮かんだ言葉を否定するように、キョーコは首を横に大きく振る。

「べ、べつにどうだっていいのよ・・・・むしろ、あんな性格の人に相手がいて良かったったじゃない・・・・・・。」

誰もいないのに大きな声をだし、その言葉の響きに虚しさを感じる。
だが、思うことはただひとつ。

「だ、だから、清々しいんだってば!あの人が蓮様の彼女だろうが・・・・私には関係ない事じゃない。」

キョーコは自分にそう言い聞かせるように、より一層声を荒げた。

「誰が誰の彼女ですって?」

ひとりだと思っていたのに突然言葉を返され、キョーコは驚き慌てて周り見渡す。

「その話、詳しく聞きたいですわ。」

振り返った先には恐ろしい程可愛い笑顔のマリアの姿があった。

「マ、マリアちゃん!?どうしてここに?」

今日は誰も来客する予定など聞いていない。
しかも、来訪を告げるチャイムすら鳴らなかった。

「蓮様にね、お姉さまが元気ないから遊びに来て欲しいって頼まれたの。」

嬉しそうにそう言った後、マリアは瞳を光らせてキョーコを見た。

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Master and Servant 33

2011/06/18 (土)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

来訪のチャイムに、キョーコは詰め所に向かったのだが、先に黒崎がお客に対応していたようで確認の電話をしている最中だった。

「あっ・・・・アイツ切りやがった・・・・。」

言いたい事がまだあったのにも拘らず、蓮に電話を切られ仕方なく受話器を置きながら黒崎は頭をかく。

「まだ確認する事あったのに・・・・俺はしらねぇぞ・・・・・・何か聞かれて・・・・。」
「黒崎さん・・・・・。」

大きな独り言を電話に向かって呟いている黒崎に、キョーコは遠慮気味に声を掛けた。
その声に驚いたのか、肩をびくつかせて振り返った。

「な、なんだ、嬢ちゃん・・・いつ来たんだ?脅かすなよ。」
「すいません・・・・。今日は来客の予定なかったのにチャイムが鳴ったから見に来たんですけど・・・。」

そんなに驚かれるとは思っていなかったキョーコは謝りながら状況を伺う。

「ま、まあそれがおまえさんの仕事だからな。屋敷に案内しろってさ。そういう訳なんでお待たせしました。」

扉を開け、黒崎は隣の部屋で待たせていたお客に声を掛けた。
キョーコは一目お客を見ようとそっと部屋の中を覗く。
そこには、ちょうど優雅に立ち上がる女性の姿があった。

「良いのよ、気になさらないで。こちらが一方的に押しかけたんだもの。あなた、その荷物をお願いね。」

優しくそういいながら口元をほころばせ、黒崎のエスコートで歩き始めながら入り口に立っていたキョーコにそう言って歩き出す。
ヒールを履いているがそれでも背が高くてスタイル抜群。
真っ赤な帽子に大きめのサングラスで容姿は解らないが、そのフェースラインは決して予想を裏切らないだろう。
客人に見とれていたキョーコは、その言葉に慌てて旅行鞄を持つと2人の後を追いかけた。

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近況?

2011/06/14 (火)  カテゴリー/独り言

皆様、ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか?
気がつけば、もう6月も半分終わってしまいました。

長らく・・・・本当にほぼ1ヵ月放置状態にも拘らず、毎日の訪問本当にありがとうございます。
拍手やコメントを頂いていたにも関わらず、本当にお礼も書かずにすいませんでした(。-人-。)
ちょっと色々と忙しくて、気がつけば1ヵ月過ぎてしまいました(ノд-。)クスン
楽しみに通ってくれる皆様には本当に長らくお待たせしてすいません ペコリ(o_ _)o))
妄想を再開いたしますので、もう少しお待ち頂けると幸いです<(_ _)>


ちゃんと書くから待っててね~ヾ(♥ó㉨ò)ノ
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