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Master and Servant 21

2011/02/25 (金)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

荷物をまとめ、キョーコは浮き足立ちながら蓮の仕事部屋をノックした。

「それじゃ、蓮様、社さん行って来ます。」

不機嫌な主を無視して、キョーコは嬉しそうに挨拶をする。
今日は、ブレスレットのメンテナンスもかねてキョーコが宝田の屋敷に帰る事になったのだ。
急に決まっただけに、蓮にしてみれば面白くない。
本当なら、急遽休みが取れたのでキョーコと出掛ける予定だったのに・・・・・。
それをメンテナンスを理由に、宝田会長から急に帰ってくるように連絡が入ったのだ。
宝田会長のほくそ笑む顔を思い浮かべ、益々不機嫌になっていく。

「れ、蓮・・・・・・・。もっと笑顔で見送ってやれよ。」
「いいんですよ、社さん。どうせすぐに戻ってくるんですから。」

なぜ不機嫌なのか知らないキョーコは、お気楽にそう話す。

「で、いつ帰ってくるの?」

思いのほか普通には為す蓮に、機嫌がなおったのかと社はホッと胸を撫ぜ下ろす。
キョーコのいない間、ずっと不機嫌でいられたら堪ったもんじゃない。

「明後日の夕方には戻ってきます。」
「そう。それじゃ、送っていくよ。」

折角休みになったのに、このまま屋敷にいても仕方ない。
蓮は宝田邸にキョーコを送って、ついでにキョーコが探している人物の事を駄目元で聞いてみようと考えたのだ。

「いいえ、送ってもらうなんてとんでもない。」

キョーコはその言葉に慌てて両手と首を横に振る。
雇い主に送ってもらうなんておこがましい事は出来ない。

「キョーコは俺に送られたくないんだ・・・・・・・。」

またもや不機嫌になる蓮。
一度言い出したら、どんなに弁解しても聞き入れてもらえない。

「そうじゃなくってですね、迎えに来てもらうんです。」
「迎えに?誰に?」

その時、キョーコの携帯がなり始めた。
蓮に断りを入れ、嬉しそうにキョーコは電話に出る。

「ごめん、今挨拶をしてる所だから・・・・・・。わかってるって・・・・うん・・・・・・うん・・・そうなんだぁ~。」

会話から、迎えに来た相手なのだろうと言うには分かる。
その楽しそうな会話に、蓮は相手が気になる。
電話を切り、キョーコは蓮達に再び向き直ると改めて挨拶をした。

「それじゃ、行ってきます。」
「ちょっと待って、今の電話・・・・・・・。」

迎えに来て貰った相手に浮き浮きしながら、蓮の話も聞かずにキョーコはスキップしそうなほど楽しそうに部屋から出かけて行った。
その場に残された社はどうしたものかと頭を抱える。
恐ろしくて、蓮を見れない。
見なくても分かる・・・・・・・怒りのオーラがヒシヒシと伝わってくる。

――――― キョーコちゃん酷いよ・・・・・・こんな蓮と2人にしないでくれよ・・・・。

社は、キョーコが帰って来るまでの間ずっとこのままだったらどうしようかと恐怖に震えた。

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Master and Servant 20

2011/02/20 (日)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

天気のいい昼下がり・・・・・・・・・。
その日も蓮は相変わらずキョーコの作った昼食を食べ仕事に没頭していた。
最近、襲われる事も減り仕事も順調。
キョーコとも、ようやく打ち解け・・・・・・・そう思っているのは自分だけかもしれないが・・・・・とにかく自然に笑いかけてくれるようになった・・・・気がする・・・・・。
難点なのはお見合いの話が舞い込んでくるという事ぐらいだ。
蓮個人ではなく、蓮の後ろにある敦賀の名があるから群がってくるのだろう。
部屋の片隅に積み上げられた見合い写真の山を見て蓮は溜め息をつく。

「まったく・・・・。よくもまあ、こんなに次から次へと来るもんだな。」

開いた事もないその写真の山は、一体いつからそこに置いてあるのか解らないくらいだ。
一息つこうとバルコニーに出ると、外から楽しげな声が聞こえてくる。

「社さん、手伝ってもらっちゃってすみません。」
「いいよ、このくらい。たまには外で息抜きしないと・・・・・でも、キョーコちゃん顔色悪いけど大丈夫?」
「大丈夫ですよ。昨日ちょっと遅くまで起きたたから寝不足なんだと思います。」

会話だけなので、もちろんキョーコの顔色を伺い知る事は出来ない。

――――― そういえば・・・・昼食の時もいつもより食が進んでいなかったような・・・・・。

いろんな意味で気になった蓮は、キョーコ達が居る裏庭へと足を運んでいた。
2人を見つけたものの、なんと声を掛けていいのか戸惑う。

“キョーコが心配で・・・・・・。”

そんな事を言えば、きっと社にからかわれる。
なんとも楽しそうな2人の姿を遠くで眺めながら、胸の置くがちりちりと燻る。
社とキョーコは裏庭で干していたシーツを取り入れていた。
その時、キョーコの体が崩れ落ちた。
慌てて社が支えようとした一瞬、風が駆け抜けた。

「蓮!?」
「れ、蓮様・・・・。申し訳ありません。大丈夫ですから・・・・・・降ろしてくださ・・・・・・。」

眩暈を起こしたキョーコも、いきなり現れた蓮に驚き今の状況にもっと驚いた。
お姫様抱っこをされ、恥ずかしくて蓮の顔がまともに見れない。
蓮の腕から降りようともがくが、それが叶うはずもなく・・・・・・。
余計な動きが災いしたのか、そのまま意識が遠のいていった。

「社さん、シーツ1枚もらえますか?」
「あ、ああ。いいけど何するんだ?」

蓮の指示で社は言われた通り、乾きたてのシーツを木の下の芝生の上に敷く。

「ありがとうございます。」

そう言いながらも、目は早くどっかに行けと言っている。
社は仕方なく、貧血気味のキョーコを心配しながらも2人を残して屋敷に入って行った。

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拍手お礼etc

2011/02/19 (土)  カテゴリー/独り言

こんばんは
皆様いかがお過ごしでしょうか?
バレンタインも終わりましたね。←いつの話だよ(;¬_¬)
チョコはあげましたか?貰いましたか?

私は友チョコを、久しぶりに会った友達に貰っちゃいました。
急遽、こっそり買って私も渡したんですが・・・・。
友チョコって、お互いに渡したらホワイトデーのお返しはしなくていいんですかね?
素朴な疑問ですが・・・・・。


漸く27巻でましたね(〃 ̄▽ ̄)o-o∠※:*:・゜☆
なんと萌な表紙なんでしょう(≧д≦*)!!!
書店で思わずニヤけて、隣の客に不審な目で見られましたf(^_^;)
ついでに雑誌も買っちゃいました。
さすがに、この付録は見逃せませんよねヾ(≧▽≦)〃
2冊買おうか迷いつつ・・・・・・・とりあえず、自分に冷静になれと言い聞かせ1冊だけにしました(苦笑)
今月は財政難なんですよ(x_x;)
そんな私はスキビ愛が薄いのでしょうか・・・・o(ToT;):
でも、実際にカバーを目の当たりにするとスキビ心が疼きます(>ω<)
やっぱりもう一冊買おうかなぁ・・・・・・o(´^`)o




以下拍手お礼です。

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Master and Servant 19

2011/02/16 (水)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

屋敷を出た時には、薄っすらと東の空が明らみ始めていた。
キョーコが殲滅した為か、誰も追いかけては来ない。

「蓮様、急ぎましょう。もうすぐ社さんが迎えに来てくれるはずですから。」

もしもの時の為に、キョーコのブレスレットには発信機が付いている。
今頃、こちらに向かっているはずだ。
早く屋敷の戻らないと、今日も蓮にはハードな一日が待っている。
キョーコは広すぎる敷地内を、蓮を急かして門へと向かう。
蓮はそんなキョーコの背中に声を掛けた。

「キョーコ、ちょっと待って。もしかしてまだ怒ってる?」

助けた時意外、未だに目を合わせてはくれない。
黒崎や社が来る前に、その事だけは話しておきたかった。
あの2人に聞かれれば、ろくな事にならない。

「怒ってませんよ。それより早く帰りましょう。」

早口でそう言って、再び歩き始める。

「キョーコ、ちゃんとこっち見て話して。」

相変わらず前を向いたままのキョーコを立ち止まらせる。
仕方なく、キョーコは振り返った。

「どうして、怒ってるって思うんですか?」

少し面倒臭そうな口ぶりでキョーコは蓮を見る。

「さっきから俺の顔すら見ないし・・・・・それに・・・・・・。」
「それに?」

キョーコに言葉の先を促され、言いづらそうに蓮は続けた。

「それに・・・・・こんな事になったのも・・・・・・・元はと言えば、俺のせいだし・・・・・・・。」

原因は自分の浅はかな行動のせいだ。
蓮は気まずそうに歯切れ悪くそう言って口ごもる。

「そうですよ!?蓮様があそこでさっさと逃げてくれていれば、こんな苦労はしなかったんです!?そんなに・・・私の事が・・・・・そんなに信用出来ません・・・・か・・・。」

怒鳴る勢いだったキョーコの口調がしだいに崩れていく。
そして、キョーコは涙声に変わっていった。
瞳に涙を浮かべながら、拭う事無くキョーコは蓮を見返す。

「そんなに、私じゃ・・・・・・頼りになりませんか?確かに、社さんほどじゃないかもしれないけど・・・・・私だって・・・・・・精一杯やってるつもりだったのに・・・・・・・なのに・・・・・あんな・・・・・あんな仕打ちはあんまりです・・・・・・・・。」

キョーコのあんな仕打ちとは、きっと昨日のパーティーの事だろう。
その話を謝ろうとした矢先に、事件に巻き込まれてしまったのだ。
蓮はキョーコの涙を拭うとそっと抱き寄せた。

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Master and Servant 18

2011/02/10 (木)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

何とか言葉で誤魔化して、その場を乗り切ろうとしたがそうは行かないようだ。

「言葉じゃ信用できないって言ったでしょ?行動で示してもらわないと。」

そう言いながら、蓮を促す。
こんな状況は幾度となくあった。
そして幾度となく、切り抜けてきた。
キョーコさえ盾に取られていなければ・・・・・・・。

「ワインでも貰おうかな?そのくらいの要求はいいだろ?」
「そうね・・・・・・・。少しくらいアルコールが入ってる方がいいかしら。」

部屋に取り付けてあるワインクーラーから良さそうなワインを取り出す。
それをすかさず絵梨花の手から奪い取った。

「何するの!?」
「こういう事は男の役目だよ。君は座ってるといい。」

その扱いに気を良くしたのか、絵梨花は言われるままベットに座った。
蓮は手馴れた手つきでワインのコルクを開ける。
そして、手近にあったグラスにワインを注ぎ込んだ。

「どうぞ、お姫様。」

冗談ぽくそう言って、絵梨花にワイングラスを差し出す。
それを受け取り、絵梨花は蓮に向かってグラスを上げる。

「今日の出会いに、今からの出来事に・・・・・・・・・乾杯!?」
あまり乾杯したい気分じゃないけど・・・・・・乾杯!?」

グラスのぶつかる音が部屋に響く。
絵梨花はそれを一気に飲み干した。
それを確かめ、蓮もワインを飲む。

「ひとつ聞いても?」
「何かしら?」
「一体俺の何処がいいの?」

同じ質問を何度してきただろう・・・・・・。
答えはいつも同じ・・・・・・。

「さっきも言ったでしょ?貴方が容姿端麗、頭脳明晰だからよ。他に何があるって言うの?」

結局、誰も蓮の中身に興味はないのだ。
そんな相手に、いつでも本気になった事などなかった。

「余興はもういいわ。もしかして時間稼ぎか何か?そんな事しても助けは来ないわよ。」
「そうみたいだね。」

仕方ないと言うように、蓮は絵梨花に近づいた。
絵梨花は誘うように蓮の腕を引っ張る。
その反動で、バランスを失った蓮はベットに倒れこむ。
絵梨花は蓮に覆いかぶさるとボタンを外しYシャツを脱がせていく。
その手をやんわりと押しのけ、蓮は絵梨花を組み敷いた。
この行為が終われば、すんなり帰してくれる保障はない・・・・・が、もう手は打ってある。
蓮は手馴れた手つきで、絵梨花の服に手を掛けた。
その時、激しくドアを蹴破る音と共に誰が乱入して来た。

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★*★ お知らせです ★*★

2011/02/09 (水)  カテゴリー/独り言

この度、こんな辺境サイトにリンクを申し出下さった素敵サイト様をご紹介させていただきます。


*☆*゜・*:.。. 『ド素人のスキビブログ18禁』   氷樹 様 .。.:*・*☆*


スキビスキな皆様ならとっくにご存知かと思います。
遊びに行って来ましたが、『ド素人のスキビブログ18禁』だけあって
めくるめくェロの世界が広がっておりました。...φ(///_///)
18禁だけに、18歳未満の方はご遠慮をお願いされているようなのでお気お付けくださいねヾ(^^; )
rikoはちょっと嵌りそうです・・・・・((o(> <)o))

また遊びに行かせていただきますので、宜しくお願い致します(≧.≦)



Master and Servant 17

2011/02/05 (土)  カテゴリー/Master and Servant 全62話完結

飛び出したキョーコに向かって、的確にナイフを投げてくる。
それを剣で交わしながら距離をつめるが、さすが最終ダンジョンの前に居るだけの事はある。
なかなか近づけず、やっと距離が詰まったと思ったらナイフが飛んできた。

「一体何本ナイフ持ってるのよ!?」

その言葉に、にやりと笑ってナイフを投げてくる。
まるで手品師のように・・・・・・・。

――――― 手品?・・・・・・って事は・・・・・種があるって事よね。

自分の勘を信じて、距離をつめると男が着ているスーツを切りつける。
予想通り、スーツが破れその下には何本ものナイフが所狭しとぶら下っていた。

――――― これじゃ、きりがないじゃない・・・・・・。

何か他に手立てはないのか。
ナイフを持つ手を封じれば・・・・・・チャンスはナイフを放った瞬間。
キョーコはタイミングを見て、相手の懐に飛び込んでいく。
一本のナイフを剣で弾き、もう一本のナイフがキョーコの頬をかすめた。
それを気にする事無く、キョーコは剣をしまってブレスレットから紐をとりだし男頭上を飛び越えた。
その瞬間、紐が男の体を拘束して身動きが出来ない。
そのまま一気に縛り上げる。

「な、何だ!?」

急に体の自由が利かなくなり驚きの声を上げる。

「その紐、ただの紐じゃないから。もがけばもがくほど、めり込んでいくわよ。」

その言葉に、男は動きを止める。

「蓮様は何処?この部屋に居るのかしら?」

ちらりと扉の方を見ると、男は慌てた様子でそこじゃないと言い張る。
言い張られると、怪しい。
ぐるぐる巻きに縛り上げた後、意を決して扉を開けた。

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近況&拍手お礼&祝2年

2011/02/03 (木)  カテゴリー/感謝

皆様、ご無沙汰しております。
毎日寒いですがいかがお過ごしでしょうか?
新しい月になりましたので、ここいらで近況と拍手お礼など・・・・・~(>_<。)~

私事よりも、お話の続きを早くUPしようと思うと、なかなか書くのを後回しにしてしまいました(´Д`ヽ)
マメな方ではないので、折角コメを頂いたのにお礼もしないで本当にすみませんm(。>(エ)<。)m
なので、これからは月に一度の近況報告+拍手お礼をさせていただきます。
なんて・・・・開き直りにも近い宣言ですが・・・・お許しをf(^_^;)

2月はイベントが満載ですね。
今日は節分、そしてもうすぐバレンタイン・・・・・・あっ!?蓮様の誕生日もありました・・・・。
誕生日ネタを書こうと思いつつ・・・・今年も書かずに終わりそう・・・(;¬з¬)
思えば、このサイトを始めたのも今時期でした。
久しぶりに過去の駄文を読んで、文章力と表現力の無さが恥ずかしい(〃∇〃)
今でも、あまり変わってませんが・・・・・・・。

今年で2年・・・・・・三日坊主の私が良くここまで続けてこれたと思ってます。
それはひとえに、このサイトに遊びに来てくださる皆様の拍手や、温かいコメントのお陰だと思っております。
本当にありがとうございます。
いつまで続くか解りませんが、これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

それと・・・・・
1月の25日~31日くらいだったか忘れましたが、サーバーの不具合で拍手とコメントにエラーが起こっていたようで
拍手のカウントもコメも管理画面から確認できない状態だったようです。
なので、その期間に

『私もコメ書いたのに御礼が無いわ!!』

とお怒りの方がいらっしゃいましたらご一報いただければ幸いです。


それでは以下、個々にお礼です。

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